そのシステム仕方がないの？造園業の給料事情

これが日給月給制です。

職人さんの多くは日給月給制なので休めば休むほど給料が少なくなります。

この業界の休みが少ない理由はまさにこれなのです。

今回は日給月給制についてお話します。

日給月給制のわけ

それは出勤が出来る出来ないは天候次第だからです。

そのため、職人さんは土曜日も祝日も作業したいし、会社側は職人さんの利益を守るために仕事を入れるのです。

GWやお盆、正月休みは職人さんにとっては大打撃です。

本来ゆっくり休める連休があるせいで収入が減り、場合によっては切り詰めた生活をしなければなりません。

土曜日は会社規定の休みではない為、土曜日に仕事をしても休日出勤の手当は無く、1日分の給料がもらえるだけです。

今後の給料体系は変わっていくのか

結論から言うと、業界自体が変わらなければこのままだと思います。

東京都発注の公共工事では週休二日制工事と言う半強制的に週休二日休みなさいという発注形態が増えてきました。

しかし、これではなんの解決にもなっていないのです。

職人さんには日給月給の為、その現場に入れなくても他の入れる現場に行くだけですので結局は土曜日まで仕事をしています。

昔は

・きつい

・汚い

・危険

と3Ｋと呼ばれていましたが個人的には現在はこれに

・給料がそんなに良くない

と言う4Ｋになっていると思います。

造園業　年収

で調べれば平均より低いのがわかります。

これではこの業界に飛び込んでくる若手はいないですよね。

今や、造園業は手に職が付くというだけで魅力の少ない業界になってきてしまっています。

まとめ

・職人さんの多くは日給月給

・今後もこの給料形態は変わらないであろう。

この会社側からしたら仕方ないのかもしれない給料形態ですが、従業員にとっては会社員であるのにも関わらず給料が安定しない、天気任せであると言うことは非常に不利ですよね。

現在は月給制の会社も増えてきているようですがそれでも多くは無いと思います。

みなさんも就職を考えている会社の給料形態をよく確認しましょう！